全宇宙の皆さん こんばんわ
もうすぐ総選挙ですね。
選挙に関連するのか不明ですが、私は本日シュレッダー作業をしていました。暑くて つまらなくて とてもイヤでした。でも部長に言われたのですから仕方ありません。
シュレッダー作業をしながら、今、絶賛上映中の映画「シン・ウルトラマン」のことを思いました。あれは続編はあるのでしょうか…?
もし、続編があるのなら私を主人公として出演させてもらえないかな…と思いました。
あるがままに、今、ココにある自分を肯定して…このシュレッダー作業をした僕を そのまま映画出演させるのです。
良いアイデアだと思うので とりあえずザっとストーリーをお話します。もし 全宇宙の皆さんの中で庵野監督のいとこや顔見知りが入れば売り込んで頂けないでしょうか?
● シン・ウルトラマンの続編映画のアイデア
シュレッダー小僧 VS シン・ウルトラマン!!
僕が会社の事務所でシュレッダー作業をしているとメフィラス星人がやってきて、なんとなく人体巨大化光線を私に照射します。すると僕とシュレッダーが一気に巨大化し40メートルくらいになってしまうのです。
僕は嘆きます。ああ 僕は唐突にこんなに大きくなってしまった。どうしたらいいんだろう?幸いシュレッダーも一緒に大きくなっているのだから、僕はひとりぼっちではないのだ…
下で部長が叫んでいます。曰く 「お前がなぜ大きくなったのか知らんが、ともかくゴミ出しの時間までに頼んだ量の紙をシュレッダーにかけるように」と言うのです。
なんとひどい上司でしょう。そもそもこんなに大きいシュレッダーの電源を一体どうすればまかなえるのか…それで僕はやむを得ず原発のコードに繋げてシュレッダーを開始し始めました。
☆ウルトラマン登場
シュワッチ ウルトラマン登場!おいこらシュレッダー小僧! お前 危険な原発を使ってシュレッダー作業するとはふてえ野郎だ!スペシウム光線で成敗するから覚悟しやがれ!
ずいぶん伝法なウルトラマンですが 正論でもあります。僕は答えました。
ウルトラマン…あんたは正義の味方だろう?僕は只の会社員だぜ…只野係長じゃない。そんなささやかな存在にスペシウム光線をお見舞いして成敗とは恥ずかしくないのか!? それにシュレッダーが壊れたらどうしてくれる?ウルトラマンが弁償してくれるのかい?
ウルトラマンは困りました。いや…オレ基本的に宇宙人だし 日本円持ってないし…それ高そうだよね?いくらするの?
さあ?ウチの会社のものだしね…2万円くらいかな…中古の。
高いねえ…
なあ ウルトラマン このシュレッダーを見てくれよ。ホラ、こうやって紙を入れて「正転」のボタンを押すとさ…ホラ、こんな風に紙がまるでそうめんみたいになってしまうんだよ。
おお!?これスゴイ機械だね! シュレッダー小僧…こんな機械 M78星雲にもないぜ…
ふうん、そうなんだ…光の国にもないのか…じゃあやってみる?
え!?いいのかい? 僕 宇宙人なんだぜ。宇宙人がシュレッダーに触るなんてあり?
もちろんさ!世の中 ダイバーシティ、SDGS、ボクシングでは井上が武尊を倒したんだし、
ウルトラマンがシュレッダーを触っても特に意義を唱える人はいないと思うよ
ありがとう!恩に切るよ。
そうしてウルトラマンは夢中になって 段ボールに入った廃棄用の会社資料をどんどんシュレッダーにかけてゆきました。時々 機械が熱くなるので小休止しながらでしたが、その間 富士山が噴火したり、有森裕子がジョギングしたり、ジョンソン首相が自転車をこいだりと…色々あったのですが、時は流れ いつのまにか静かな夕暮れを迎えていました。
ウルトラマンはつぶやきました。
ありがとう…ずいぶん長生きしてきたけど、こんなにシュレッダーを触ったのは初めてです。不思議だよね…紙を入れるだけで、どうしてそうめんとなって出てくるのだろう?
僕にも分かりませんでした。でも考えてみれば、なんでどこの店に行ってもナントカポイントとか付いてくるのか不思議な話ですし、人は誰でも それをあるがままに受け止めて生きています。ナントカポイントもシュレッダー作業に従事するウルトラマンも…要は同じことでしょう…
シン・ウルトラマンの続編としてのアイデアは異常です。
結構イケていると思います。要は映画の間 ずっとウルトラマンはシュレッダー作業をしている様子が映り続けるわけで…見ている方は少し退屈かもしれません。