全世界の皆さん こんばんわ!
さて、私は本日 ついに悟りを開きました。
冒頭の聖画でも描いたように我々人類はくつしたに関しては片方だけはけばよいのです。そうするだけで あなたにも遂に幸福が訪れるのです。
では、その理由をこれからお話ししましょう。…今宵の満月は美しいですね…
●くつしたを片方だけにすればあなたも幸福になれる!
私は本日の帰途、電車に乗りました。相変わらず暑いのでくつしたを脱ぎたかった。だが満員であったため恥ずかしくてくつしたなんて脱げなかったのです。
せめて片方だけでもくつしたを脱げたらなあ…と沈みゆく夕日をみながら悲嘆に暮れていた時に…遂に天啓が舞い降りたのです。
そうだ!我々は日本人なのだから くつしたを履くのは利き足のみにすればいいのではないか!?という天啓です。
もし日本列島のどこへ出かけて行っても 人々が利き足のみにくつしたを履く…そのような憲法が制定されていたとすればどうでしょうか?
誰でも…すべての人が利き足のみにくつしたを履いていますから 100メートル先の見知らぬ人であっても 「ああ あの人の利き足は左足なんだな。なぜならくつしたを左足に履いているから」と分かりますし、渋谷駅前のスクランブル交差点を行き交う人々が老いも若きも警官も総理もすべて片方しかくつしたを履いていない景色なんて ほんとうにスゴイです。世界に冠たるクールジャパンそのものです。
なるほどね、ヨロヨロ夫婦の夫(ノブナガ)さん、あなたの言うことは分かった。確かに「利き足だけにくつしたを履く」という憲法を制定すれば 誰でもすぐに相手の利き足がどちらか識別できるだろう…しかし、それがなんだというのか?見知らぬ他者の利き足が左右のどちらか判明したところで嬉しがる人はいないし、メリットも無いのでは?メリットとはシャンプーの製品名のことではないけどね…と、あなたは言うかもしれない…いや、きっとそう言うことでしょう…クダラナイ!だからあなたはシロートなんだよ!
ハッキリ言います!そう言われてみれば 確かに私も他者の利き足がどちらか分かったところでどうでもいいような気がする…でも! 落ち着いてよく考えてみてほしいんですよ!
落ち着いて時代劇を見てほしい!サムライが出てきてちょんまげをしているわけですが、あなたは 「なぜサムライはちょんまげをしているのかな?」なんて疑問に思いますか?思わないでしょう?
そうです、その認識が正しい!だから明日から我々日本人のすべてが「利き足だけにくつしたを履くぜ」と決めて実行してみたところで、それは現代のちょんまげと等しいのだからまったくノープロブレムです。
勇気を出して実行しよう!くつしたは利き足だけにはけば少し涼しいし経済的だし、外国人が珍しがってそれを見に観光に来てくれる。いいことずくめです。
つまり もう 人類を救済するかんたんな方法はコレ一つなのです。
もし国会議員の皆さんでこれを推進してくれる人がいたら我が教団は全面的にその政治家をバックアップしますから名乗り出てください。自民党でも共産党でもピサの斜塔でも何でもいいです。ピサの斜塔は政治家じゃない気がするけど、今、妻に聞いたらそうだ、というので最後に付けたしました。